先日、個人事業主として活動するために税務署に「開業届」を提出しました。
その際、税理士の方に横についてもらい、アドバイスをいただきながら開業届を作成しました。
そこで今回は、『フリーランスエンジニア向けの開業届の書き方』についてご紹介します。
開業届の出し方
開業届には以下の2パターンの出し方(作成方法)があります。
- 税務署で書類を作成し提出
- 国税庁のHPから印刷して事前作成し提出
2の方法では、自分であらかじめ開業届の書類を印刷し、必要事項を記入してから提出することで、税務署での時間を短縮できます。
不安な方は、1の税務署での作成をオススメします。
私が訪れた税務署では、書類作成の際に税理士をつけるか選べましたので、迷うことなく「つけてください!」と言いました。
もちろん無料です。
開業届に必要なもの
- 印鑑
- マイナンバー(わかれば)
マイナンバーを記入する欄があります。
税理士の方曰く、できれば書いてほしいがわからなければ空白でもOKとのことでした。
開業届の書き方
以下の項目に当てはまる方向けの開業届の書き方についてです。
- 個人事業主として開業
- メインは企業常駐型のフリーランスエンジニア
- 副業として自宅でアフィリエイト
- 従業員は無し(自分一人のみ)
- 青色申告をする
私が記載した開業届のフォーマットはどうやら古かったらしく(2017.1のもの)、国税庁のHPに載っていたフォーマットとは異なっていました。
それでも問題なく提出できましたので、その際の書き方のポイントについてメモします。
書類上部(枠外)
項目 | 記載内容 |
---|---|
書類のタイトル | 開業に丸をつける |
整理欄 | 空白でOK |
上段(枠内)
項目 | 記載内容 |
---|---|
納税地 | 自宅の住所・電話番号(携帯可)を記入 |
住(居)所 | 「同上」と記入 |
事業所 | 空白でOK |
屋号 | 空白でOK |
氏名 | 自分の名前とふりがなを記入 |
生年月日 | 自分の生年月日を記入 |
個人番号 | 自分のマイナンバーを記入 わからなければ空白でもOK |
中段(枠内)
項目 | 記載内容 |
---|---|
事業の種類 (具体的に) | 企業でする仕事を記入 (例:Webシステムの設計) |
開業年月日 | 開業した日を記入 未来の日付は不可(1週間後など) 特にこだわりがなければ今日の日付でOK |
休業予定期間 | 空白でOK |
廃業年月日 | 空白でOK |
開業の場合の青色申告年月日 | 開業年月日と同じ日を記入 |
休業・廃業の場合の青色・白色区分 | 未記入でOK |
休業又は廃業の理由 | 空白でOK |
下段(枠内)
項目 | 記載内容 |
---|---|
事務所、事業所(営業所)の設置状況 | 空白でOK |
設備の概要 | 空白でOK |
従業員 | 家族・雇人・計・源泉徴収 全て空白でOK |
開・廃業による家屋の利用状況 | 「ア 自用」に丸をつける |
賃貸先又は譲渡・譲受先 | 空白でOK |
賃貸借 | 空白でOK |
青色申告承認申請書も一緒に提出しよう
個人事業主として開業する際に提出すべきなのは「開業届」と「青色申告承認申請書」。
そのため、青色申告承認申請書も同時に作成しましょう。
(白色申告の方は作成不要)
e-Taxの登録をしよう
税務署にあるパソコンからe-Taxの登録を行えます。
スタッフの方に話して登録しちゃいましょう。
(自宅からもできるみたいですが私は経験無し…)
まとめ
『フリーランスエンジニア向けの開業届の書き方』についてご紹介しました。
- 個人事業主として開業
- メインは企業常駐型のフリーランスエンジニア
- 副業として自宅でアフィリエイト
- 従業員は無し(自分一人のみ)
- 青色申告をする
上記に合致する方は、今回ご紹介した内容そのままでOKだと思います。
ただし、私が記入したフォーマットは古かったっぽいので、税務署によってはフォーマットが異なる可能性がありますのでご注意ください。