MENU

【Excel】見た目スッキリ!#N/Aエラーを表示しない方法

【Excel】#NAエラーを表示しない方法_サムネ

エクセルを使用しているときに、数式の結果が「#N/A」になったことはありませんか?

これは数式のエラーを示しているのですが、どうせエラーになるなら非表示(空白)にしたり、0など他の文字を表示したいと思ったことはありませんか?

実は、これらは数式を一つ使うだけで解決できちゃうんです!

この記事では、『エクセルでの数式の結果が「#N/A」になったときの対処方法(表示しない・別の文字に置き換える)』をご紹介します。

スポンサーリンク
Contents

#N/Aエラーとは

#N/Aエラーとは、下記画像の赤枠で囲んだ現象のことです。

excelのNAエラー

他の行は「佐藤一郎」や「鈴木花子」といった名前が表示されているのに、赤枠部分は記号チックな文字列が表示されています。

実はこれ、関数の結果がエラーであることを示しています。

▲目次へ戻る

対処方法

#N/Aエラーとなったとき、「#N/A」を非表示にしたり、他の文字に置き換えることができます。

具体的には「IFERROR関数」を使用します。

IFERROR関数は、数式がエラーになったときに表示する値を設定できます。

引数は2つあり、第一引数にVLOOKUP関数を、第二引数にエラーになった場合に表示する値を指定します。

#N/Aを非表示にする(セルを空白にする)

【数式例】
=IFERROR(VLOOKUP("id004",B7:E9,2,FALSE),"")

IFERROR関数の引数設定値例
第一引数VLOOKUP("id004",B7:E9,2,FALSE)
第二引数""

上記の数式例だと、VLOOKUP関数が#N/Aになった場合に何も表示されません。(#N/Aを表示しない)

NAエラーを非表示2

#N/Aの代わりに別の文字列を表示する

【数式例】
=IFERROR(VLOOKUP("id004",B7:E9,2,FALSE),"エラー")

IFERROR関数の引数設定値例
第一引数VLOOKUP("id004",B7:E9,2,FALSE)
第二引数"エラー"

上記の数式例だと、VLOOKUP関数が#N/Aになった場合に「エラー」と表示します。

第二引数の「"エラー"」の部分を置き換えることで好きな文字を表示できます。

NAエラーの代わりに別の文字を表示

▲目次へ戻る

スポンサーリンク

#N/Aエラーの原因

N/Aは「該当なし(not applicable)」または「利用できない(not available)」を意味します。

Excelでは主に「VLOOKUP関数」を使用する場合に出力されるエラーです。

excelのNAエラー

上記の例では、VLOOKUP関数でデータの「ID」に対応する「名前」を検索しています。

IDと名前の対応は以下の通り。

ID名前
id001佐藤一郎
id002鈴木花子
id003山田三郎
id004※対応する名前なし

id001~id003まではそれぞれ名前があるので、VLOOKUP関数で検索して表示できます。

しかし、id004は対応する名前がありません。

そのため、VLOOKUP関数で検索した際に該当なし・利用できないという意味で「#N/Aエラー」となります。

▲目次へ戻る

まとめ

IFERROR関数を使用することで、「#N/A」を非表示にしたり、他の文字に置き換えることができます。

#N/Aの扱い対処方法(関数)
表示しない=IFERROR(VLOOKUP(<検索条件>),"")
別の文字を表示=IFERROR(VLOOKUP(<検索条件>),"エラー")

▲目次へ戻る

  • URLをコピーしました!